エンジニア向け求人媒体の特徴「転職サイト」

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転職サイトとはどのようなものか

企業の求人情報を集めてWebサイト上に掲載し、求人情報を見て関心を持った転職希望者がエントリーできるシステムを組み込んであるのが転職サイト。検索条件を細かく指定すれば、数えきれないほどのエンジニア求人の中から自分の希望にピッタリの求人を見つけることができます。では、転職サイトの特徴やメリット・デメリットについても見ていきましょう。

転職サイトのメリット

転職サイトのいいところは、マイペースに求人を探せることです。検索条件をある程度大まかに設定すれば、選択肢はかなりの数になります。職種や年収、勤務地など、条件を細かく絞り込んで検索すれば、厳選された選択肢の中からより条件に近い求人を見つけることもできます。
誰に気を使うでもなく、納得できるまで検索条件を変えながら時間や場所を気にせず求人検索できるので、自分でとことん求人探しをしたい人におすすめです。サイトによっては、企業の採用担当者とダイレクトにやり取りできる場合も。自分のプロフィールをサイトに登録しておくと、コンピューターが自動で求人検索してくれるような転職サイトもありますよ。AIの力は侮れないもので、プロフィールからいろんなことを読み取っては、希望条件にマッチする求人案件をもれなく提示してくれます。

転職サイトのデメリット

「転職するならこの条件は譲れない！」というものがある人にとって、転職サイトってかなり便利なのですが、それがない人にとってはちょっと使いにくいかもしれません。というのも、条件をある程度絞り込まないとキリがないほどの求人数。公開案件の1件目から最後までひとつずつ見ていくのは現実的にキビシイと思います。1件ずつ見ていったとして、気になる求人を見つけたとしても、それ以上にいい求人がまだ残ってるかもしれないと思うと、1つに決めることも難しくなってしまいます。求人同士を比較しようにも、条件がバラバラすぎていては比較しにくいですよね。
もうひとつのデメリットとしては、1人で転職活動する孤独感との闘いです。就活のように企業説明会があるわけでもなく、担当者が話を聞いてアドバイスをくれるわけでもない。応募する企業の採用担当者とのやり取りも全部ひとりです。「そんなの当たり前では？」って思うかもしれませんが、多くの転職者が転職サービスを使いこなしながら活動していることを考えると、自己流の転職活動に不安を抱く瞬間ってあると思います。少なくとも、転職活動を自己完結するためには、高いコミュニケーション力が必要。技術には自信があるけど口ベタで……というエンジニアは、転職サイト経由の活動にストレスを感じるかもしれませんね。